年金で元は取れるか? by 日本橋FP 青柳仁子
親愛なる皆様、こんばんは。
今日は日差しが温かく、
桜もようやく安心して咲くことが
できそうですね。
上野公園の桜は、
ほぼ満開だそうですよ。
さて、今日も引き続き年金のお話です。
先日、年金制度はこのままでは
崩壊するという記事を書きました。
でも、だからといって
年金を納めなくてもいい
というわけではないですよ。
時代背景に合わないために、
以前よりも運営が難しくなっていますが、
一応国民の義務ですから。
それに、実は、長生きすると、
支払った以上にもらうこともできるのです!!
現行制度では、
お給料の13.58%(本人負担は半分、
残りは会社負担)です。
(年々割合は増えてますが)
大体月給平均が30万円として、
5万円前後が税金とします。
自分で支払うのは、半分の
25000円とすると、
22歳から65歳まで働いて、
総額1075万円を
年金として支払うことになります。
そして、もらえる額は、
大体平均月収の50%弱
ですから、今回の例では、
15万円としましょう。
すると、65歳からの年金
支給額は、180万円/年ですね。
そうすると、自分で支払った分
の元を取るには、6年以上もらえば
いいということになります。
意外とあっさり、ですよね。
会社が支払った分も含めると、
約12年以上年金をもらえれば、
元は取れます。
ですから、がっつり、
年金で得しようと思ったら、
80歳以上元気に生きる!と
いうことになるのです。
年金制度が、
今の徴収のやり方から
変わることはあっても、
老後に年金を支給するという
仕組みは変わらないでしょう。
そうでないと、老後の
生活が維持できないからです。
65歳を超えて、
年間170万円を労働で
稼ぐのは大変ですから、
もらえるものはもらうのが良いのです。
もちろん、年間170万円前後の
資金では十分な老後資金とは
いえませんから、
もっと老後を充実させるために
早期に投資を始めて資産を築く
ことをお勧めします。
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