GDP 名目と実質 by 日本橋FP 青柳仁子
親愛なる皆様、こんばんは。
今日も冷たい雨雨・・
夜には雪に変わるとか？
私は、事務所で仕事ができるので、
本当にありがたい環境だなと
つくづく思いました。
さて、今日は、政府発表のGDPについて。
名目GDPが実質GDPを下回っており、
景気回復はまだ遠いということですが、
名目と実質とは、わかりにくいですね。
まず、GDPとは、
国内総生産のことで、
その国の経済活動の量を表したものです。
日本は、ここ15年間、500兆円前後で
変わっていません。
名目GDPとは、単純に、
今年は500兆円でした、という出来高です。
それに対して実質とは、
物価の変動を考慮して、
GDPを計算しなおしたものです。
ですから、物価が下がっている
現在では、実質GDPの方が、
名目GDPよりも大きくなります。
物価が上がっている場合は、
名目GDPよりも実質GDPの方が
小さくなるのです。
世界経済は、
少しずつ物価が上昇しており、
経済の回復局面にあるといわれております。
日本は、この20年間ほとんど
成長していない、というのが現状で、
未だにデフレからも脱却できません。
この危機的状況には、
政府の景気対策が必要です。
また、私達個人は、
資産計画をしっかり持ち、
将来資金難にならないように、
早期対策をしましょう。
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